神ひろしの激怒した水中バレエの創立者『近藤玲子』先生の思い出

近藤先生との出会いは、雲の上の人だった近藤先生が・・・僕のミュージカル『パッション』に、突然、お見えになった事です。
関西生まれの僕は・・・どこか笑かさなあかん〜つう感覚があり、ダンサーの世界を扱かった『パッション』で、ちょいおふざけ・・・
「寝る時は必ずやろう5番プリエ!やる時は必ずやろう2番プリエ』とジョークしました。
それを聞いた近藤玲子先生は怒って楽屋に殴り込み!!
ビックリした出演者は文字どうり、蜘蛛の子散らすようにいなくなり・・・一人残った僕に・・・先生は「一番から五番プリエまでやってみなさい!!」と10分の休憩で延々とやらされました。
プリエとは、バレエの基本動作で、足の形を言います。
が、その出会いから、よく怒られたけど、かわいがられ、
『近藤玲子喜寿のお祝とお花見の会』ではご招待されただけでなく・・・淡島千景、岩谷時子、笈田敏夫、高英男、扇千景、眞帆志ぶき、池部良、江守徹、沢たまき、松島トモ子など、有名人の中で、呼び出されて、その著名人達に一挙に「神ひろし」が知られるようになったのです。
言ってみれば、近藤玲子先生は恩人のようなものです。

その後、僕の書いた『神ひろしのスピリチュルダンス』に過文な帯文の推薦文を頂きました。

「今までのアーティストになかった新時代のニューヒーロー」は言い過ぎで恥ずかしいかなあと思いました。
・・・「フットワークの軽さ」と「捨て身で勝つ」はありがたいです。

◉近藤玲子:
エリアナ・パヴロワの下でクラシック・バレエを学んだ。
1951年に近藤玲子バレエ団を結成、1964年10月5日から1997年12月1日までよみうりランドの水中バレエ劇場で総合プロデューサーを務めた。
2001年4月11日に八芳園で開かれた『近藤玲子喜寿のお祝とお花見の会』には淡島千景、岩谷時子、笈田敏夫、高英男、扇千景、眞帆志ぶき、池部良、江守徹、沢たまき、松島トモ子などが集まった。
2009年8月19日に脳腫瘍のため亡くなる。

◉近藤玲子喜寿の会・神ひろし思い出の写真集
https://www.pinterest.com/dancerhiro/近藤玲子喜寿の会神ひろし/